●PUR縁材塗布方式
接着剤をEVA→PUR
塗布方式をパネル塗布→縁材塗布
少量の糊で縁材側に塗布することにより製品への糊のはみ出しを削減し、縁貼り後の拭取り作業を削減します。
これにより大幅な人工削減。また、糊層の非常に薄い高品質な仕上がりを実現します。
(1)エンドカット ※2軸サーボ仕様
ここ数年で材料も大きく変化し、キズのつきやすいエッジが多くなってきました。
これにより、よりシビアな調整が必要となり、調整の難易度が増してきています。
ここで新たに開発されたのが水平式サーボエンドカット。
※平/チャンファー/ラフは自動切替
※タイミング調整は数値変更
●ユニット走行をサーボ化し、エアー調節の脱却。加工の安定化。
●ドックはワークを擦らず逃げる動きに変更し、キズの付きやすいエッジも調整を簡易化。
(2)サーボトリミング/サーボスクレーパー ※6軸サーボ仕様
調整の数値化により、作業者の調節のバラつきを軽減。
各形状の位置設定をそれぞれPGM登録し、段替えの都度PGM呼び出しで変更。
1台のユニットで複数形状の加工が可能(例:R2とR1)。
同じ縁材厚でも材質によって、また基材表面材によって調整が若干変わります。
サーボ仕様にて多数のパターン登録を可能にすることにより、段替えの都度位置調整をする時間を削減し、
PGM呼び出しで段替え完了。
(3)ラウンドトリミング ※4軸サーボ仕様
ラウンドトリミングユニットは、エッジバンダーの中でも最も調整・操作の
難しいユニットとも言われています。
調整の簡易化、段替えの短縮化を測ったのが4軸サーボラウンドトリミングです。
●X軸2軸、Y軸、Z軸の計4軸サーボ仕様。NCでパネル形状の軌跡を描く。
●形状の違うパネル加工も、軌跡のパターン登録によりワンタッチで自動切替。
●加工面形状の変更もモーター交換ではなく自動切替。
●30000rpmモーター及び専用刃物仕様により、ラウンド面のナイフマークも目立たない。
扉専用縁貼機は、TOPGUN-885ESP/NP
ミーリング、PUR縁材塗布、後ろ縁材カット装置、30000rpmサーボトリミング、30000rpmラウンドトリミング
薄物/厚物の4面貼りもしくは対面2面貼り加工を行うにあたり、
エンドカットユニット、スクレーパーユニットをなくして非常にコンパクトな機械で可能になりました。
ミーリングを利用したエンドカットレス、30000rpmトリミングを利用したスクレーパーレスにより、
機械の調整箇所も減り段替え時、調整時の時間短縮に。
また、従来の全長約8000mmの機械から約6200mmの機械にすることで省スペース化。